活動のレポート

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立命館小学校でピッケの特別授業

2009年9月~11月

立命館小学校のロボティクス科1年生で、ピッケを活用した授業が行われました。「ピッケのおうち」を素材に、40分×13コマのカリキュラムを開発してくださいました。

前半) ものがうごくしくみ~映像編~
「ピッケのペパドルアニメーション制作」
ritsumei2009_pepadol

後半) ものがうごくしくみ~コンピュータ&モーター編~
「クリケットを使ってピッケの『リズムのもり』の世界を表現しよう」
ritsumei2009_cricket

中盤にあたる10月19日、私もピッケの特別授業として2コマを担当。京都まで出かけてきました。当初、学内のホールで講演ということでお話をいただいたのですが、1年生にとって話を聴く80分は長いかと思い、お話+ミニワークショップとさせていただきました。午前と午後、2クラスずつ合同で2回の授業を行いました。
場所は「博士の部屋」。人数が多いので椅子は撤去し、入りきれない10人ほどは、廊下で。PC台数の関係で3人で共同制作することに。仲良く交代しながら作っているチームも、侃々諤々もめにもめて作っているチームもありました。
さいごの発表会は、廊下の階段に腰かけてもらい、階段正面の壁面にプロジェクタ投影して行いました。全チームに発表してほしかったのですが、20作品もあるので、代表して1チームだけが発表。
印刷は時間内には無理で、授業後、先生たちがしてくださいました。それを子どもたちが製本し、翌日の授業参観で展示、その後、図書室でも展示予定です。

学校の教材としての活用ははじめて。親抜きで同い歳の子どもだけでの制作、人数の多さや時間の制約など、これまでのワークショップとは少々勝手が違いました。いつもは、親子で一緒におはなしを作る行為が、親子のおだやかなコミュニケーションになっていました。今回は、同い歳3人での共同制作。話しあったり 全力でぶつかり大モメにもめながら作る様子を見ながら、これも大事なコミュニケーションだなぁ と感じました。この後、作った絵本を通じて、どんなやりとりが生まれるのかも楽しみです。

ritsumei200910


>> 子どもたちの作品は こちら (ピッケの絵本づくりミニワークショップ)
>> 子どもたちの作品は こちら (ピッケのペパドルでコマ撮りアニメ)
>> 子どもたちの作品は こちら (クリケット×ピッケ『リズムのもり』)
>> 立命館小学校のサイトは こちら