活動のレポート

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「ピッケのつくるえほん」@東京大学情報学環・福武ホール ラーニングスタジオ

2015年2月1日(日)

CollableCAMP、ピッケ(グッド・グリーフ) の3団体協働で、障害のある子もない子も一緒に学ぶ場作りのプロジェクト、第5回目を実施しました。

これまでと違うのは、今回はじめて、Collable枠としての発達に凹凸ある子の参加がなかったこと。
3回連続で参加してくれていたTくんは、お母様が本人に参加するかを尋ねたところ「もう僕はやりきったからいい」と答えたそうです。前回(12月開催)は、制作態度も落ち着いていて、どの工程も誰より早く終わり次にすることもよくわかっていて、でも「皆でするから待ってね」と言うと了解してくれました。作品も、アイディアを生かした本人も納得の出来栄えで、確かに「やりきった」のです。それを自分でわかって自分でどうするかを決めたというのが、明晰なTくんらしくて小気味よいです。うれしい反面すこしさびしくもありますが、ひとまず卒業。またいつか気が向いたら参加してくれるでしょうか。いつでも歓迎です。

今回の参加者は低学年がほとんどだったのですが、操作をすぐに覚えて、すごい集中力でつくっていきます。お互いに作品の見せ合いっこはしていても、それぞれが独自路線、工夫した凝った作品ばかりとなりました。

これで全5回が終了して、一区切り。毎回、新しい作品と子どもたちに出会い、作品が生まれる瞬間に立ち会わせてもらえて、ほんとに贅沢なことだなぁと思います。
来年度は、場所や体制などは変わるかもしれませんが、とにかくこの三者で続けようということだけ決めています。お話づくりへの助走として行っているカード遊びも、来年度は違う遊びにしてみようかと思っています。
ぜひご参加くださいね!

ブログに詳細や子どもたちの作品紹介があります。
写真を、Facebookページ「PeKay」でご覧いただけます。
CAMPさんのレポートページ

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